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写真を残す

こんにちは。ずいぶん寒くなってきましたね。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 

今回は、「写真」についてです。

来なければよいとは思いつつ、それでも皆様全員に来てしまうお別れ。

突然にその時は来て、しかもお葬儀までの準備時間なんてほとんどありません。

そんなお別れの時に慌てるのではなく、事前に準備をしておくとよいことを書いていきます。

遺影写真。これは事前に準備しておいたつもりでもいざという時に何処に行ったのかわからないものです。

私の父の葬儀の時がそうでした。

親戚の結婚式で格好つけている写真を「これ遺影にいいじゃん」なんて父と母とで話していたはずなのですが、あわあわとしているばかりで見つからず、最終的にそれなりの写真を選びました。

遺影にしようと話していた写真は葬儀後しばらくたった時にひょっこり出てきました。

写真の整理は定期的にしておいたり、面倒がらずアルバム化しておいた方が良いという教訓になりました。

また、写真をほとんど撮らない方もいらっしゃいますよね。

若い時の写真だったり、顔の判別は出来るけれどそれくらい小さな集合写真しかない、なんて時も…小さな写真だと、大きく引き伸ばした際には粗くなってしまうこともあり得ます。

もちろん、なるべく綺麗な状態になるよう加工してくれていますが…

綺麗な遺影写真にするには、ある程度の大きさで顔が写っている写真が良いですね。

また、データがある場合はデータが一番です。

結構綺麗に作ってくれますよ。

また、かしこまった写真でなくとも大丈夫です。

長く残るものですから、一番故人様らしい写真になるといいですよね。普段着の方もたくさんいらっしゃいます。

お葬儀の準備なんて縁起が悪く感じてしまいがちですよね。

自分や大切な家族のそんなときのことは考えたくもない!とんでもない!待っているみたいで嫌だ!そう感じてしまうのは当然だと思います。

でも、いざその時が来た時に後悔するくらいであれば、写真の準備など簡単なことはやっておいても良いのではないでしょうか。

父の遺影写真については、10年以上たった今も少し心残りだったりしています。

この仕事についてから、私は時々、母とお出かけした際に写真を残すようにしています。

 

平安会館・文十鳳凰殿

山内 徳子


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