みなさんこんにちは。
昨年、グッと冷え込んだ12月。
永吉斎場でのお葬儀の様子をご紹介させて頂きます。
「シュガーとミルク1つ入れた、コーヒーを必ず飲んでてね」
「これを入れてあげたいんだけど・・・」
故人の娘様がお持ちされたコーヒーセット。
せっかくでしたら、娘様が ”いつもの”コーヒーを
いれて最後に故人様の口に含ませてあげましょう
とご提案させて頂きました。
隣にうつっている折り鶴は、
「鶴がね導いてくれるらしくて、お棺に入れてあげたいの」
と仰られていたので、お棺に入れるまで
コーヒーと一緒に故人様の近くへと・・・
故人様は”いつも”のコーヒーを飲んで鶴に導かれ、
ご家族様でごゆっくりと、お別れして頂きご出棺・・・
「とても満足しています、本当にありがとう」
何度も喪主様やご家族様からお声を頂きました。
故人様の為に
「最後の親孝行だから」
と寝る時間も惜しみ、お棺近くで寄り添ってらした娘様。
葬儀の際のご挨拶で故人様の生涯をまだ小さいお孫様たちにも
知って欲しい、と一生懸命にお話されていた喪主様。
そんな喪主様を支えていらした喪主奥様。
みなさまが故人様に対する想いが強く伝わり、とても暖かく
最後の最後までお見送りすることが出来た2日間になりました。
お手伝いさせて頂きましたご縁に深く感謝致します。
体調を崩されないよう、お気を付けくださいませ。
文十鳳凰殿 平安会館 家族葬の結家
担当 二村 麻由