愛知県刈谷市にございます【平安会館 東刈谷斎場】にて、ご葬儀のお手伝いをさせていただきました。
最初に、ご自宅にて、喪主様と打ち合わせをしている際のことでした。
故人様の旦那様である喪主様に「遺影写真に使いたいお写真はお決まりでしたか?」と尋ねると、喪主様が持ってこられたのは、ご家族の皆様の写真が切り貼りされた写真額でした。
お話を伺うと、ご生前、故人様が作ってくださったものだそうです。
お写真を拝見するなかで、ひときわ目をひいたのが故人様のお写真でした。
そこには、ご自身の右手を頬について、こちらに向かって微笑んでいる故人様がいらっしゃいました。
「最近撮った写真より、ちょっと若い時のだけども、これがいいなぁ…。」
喪主様は、お写真をご覧になりながら、そうおっしゃいました。
確かに、同性の私から見ても見惚れてしまうような、綺麗な故人様のお写真でした。
しかし、気になったのは、故人様の服装…。故人様は、キャミソール一枚だけを身にまとった格好をされていらっしゃいました。お綺麗ではありましたが、ご親戚の方々がご覧になったとき、そのお姿に少しびっくりしてしまうかもしれないと感じました。
そこで「このままでも、もちろん素敵なお写真ですが、遺影写真として残るものですし、よかったらお洋服を着せ替えてさしあげることもできますよ?」と、喪主様へご提案しました。
喪主様は「確かにそうだね…」と頷かれ、黒いシフォンドレスのお洋服に着せ替えして、お作りすることになりました。
そして、遺影写真ができあがると、ご覧になったご家族・ご親戚の皆様から「いい写真だね」、「いつの写真?」などのお声が聞こえてきました。
遺影写真を選ばれる際、お召し物のことで気になることがあるかもしれません。
しかし、お召し物は着せ替えてさしあげることができます。着せ替える服装も、従来の黒い和装だけでなく、カジュアルな洋服もお選びいただけます。
この先ずっと残るお写真ですから、皆様が納得していただけるお写真をお選びいただけたらと存じます。
平安会館 東刈谷斎場
担当 岩崎 あずみ
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