愛知県安城市にございます【平安会館 安城斎場】にて執り行われましたご葬儀は、子や友人との早すぎる別れに、涙の絶えない2日間となりました。
お父様、お母様はずっと息子様のそばから離れず、時折名前を呼びながら「おい、目を開けてくれよ… 」「友達がたくさん来てくれとるぞ…」と、話しかけておられました。
息子様のご友人方は、お通夜が終わった後もなかなか帰ることができずにいらっしゃいました。
「あとどれくらいこの喪失感がつづくんだろう…。笑ってあいつのことを話せる日はくるのかな。想像もつかないよ…」と、あまりにも突然に大切な友を失い、混乱されている様子でした。
古くから語られる言葉に、こんな言葉がございます。
子どもを亡くすことは 自分の未来を失うこと
友を亡くすことは 自分の一部を失うこと(参考:若林一美『デス・スタディ―死別の悲しみとともに生きるとき』日本看護協会出版会、1989年4月)
この言葉の通り、親御様は喪失感で先が見えなくなり、ご友人方はこれまで共に過ごしてきた友との時を失い、茫然とされておりました。
悲しみの涙のように降り続く雨の中、ご友人の皆様のお手を借りてご霊柩へのご安置をいただき、ご出棺となりました。
沢山の方がお別れに来てくださり、その都度「ありがとう、ありがとう…」と皆様へ感謝の言葉をかけていらっしゃったお父様、お母様。初七日法要の後は、かなりお疲れの表情をされておりました。
季節の変わり目でまだまだ朝晩と冷え込む日が続いております。どうかご無理をなさいませんように、ご自愛くださいませ。
平安会館 安城斎場
担当 岡田 美奈子
平安会館・文十鳳凰殿 公式Instagram・Facebook・Twitterでも葬儀の様子や豆知識などをご紹介しております。
ぜひご覧ください!
◇平安会館
◇文十鳳凰殿