先日、無宗教でのお別れ会のお手伝いをさせていただきました。
特にお付き合いされているお寺様もなく、故人様自身もお葬儀の堅苦しい感じが好きではないと、ご生前におっしゃっていたそうです。
故人様は、とにかくご家族を大切にされていた方でした。
「故人から棺に花を入れるなって言われていたけれど、私たちの気持ちもあるからね」と、故人様の胸元からお足元に、控えめな数のお花を、ご家族様がお納めされました。
代わりに、大好きだったというタバコとお酒はたくさん納めていただきました。
タバコはお顔近くにお入れし、お酒はお口に含ませるかたちで、故人様に召し上がっていただきました。それでも残ったお酒は、お布団の上に満遍なくかけていただきました。
お孫様、奥様がそれぞれ書いた手紙を読み上げられ、そちらもお柩に納めていただき…。最後の時間を、皆様お柩近くでお話しされながら過ごしていらっしゃいました。
ご出棺間際に、奥様より「自由にやらせてもらえてよかったです!」と、お声掛けいただきました。
自由なお葬儀、やれることはたくさんあります。
私といたしましても、ご家族様のご希望を色々と伺うことができ、良かったと思っています。
ご家族の皆様には、大変お世話になりました。
お疲れが出ませんよう、ご自愛くださいませ。
平安会館 文十鳳凰殿
担当 久保 優里香
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