寒い中ではありますが、昼の太陽光は暖かく感じられます。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
先日、岡崎市河原町にある【平安会館 岡崎百々斎場】でお手伝いさせていただいたのは、83歳のお父様のお葬儀でした。
故人様の奥様と二人の娘様、三名様で力を合わせて互いを支えあいながらお式をされました。
祭壇の両脇には、ご親族からの籠盛が供えられました。
さらにその横の壁には、生花が並んでおりました。
ご家族だけでなく、お式にはご友人様も参列されました。それほど、ご友人様と強いつながりがあったのでしょう。
葬儀式の日には、大好きだった「いいちこ」を末期の代わりにお口に取っていただき、透析治療で食べられなかった「ぶどう」もお柩の中に入れていただきました。
お花と、お酒と、ぶどう…。故人様を思うお気持ちをこれらのものに託していただき、お柩の蓋をお閉じいただきました。
「まだ、亡くなった実感がないんです。本当に…。」
そう初七日の後話す長女様は、この二日間、決めなければならない事、進めなければならない事を率先してやってくださっていました。
私たちスタッフには、しっかりしたお姿を見せていましたが、心の中は平常ではなかったのでしょう。
初七日まで終わった後、張っていた気持ちが解け、きっと悲しいお気持ちがさらにより一層強まったのでしょう。
長女様だけではなく、故人様の事を大切に思う方々のそのお悲しみが少しずつ癒える事を願っております。
平安会館 岡崎百々斎場でお世話になりました皆様、どうかご自愛ください。
平安会館 岡崎百々斎場
担当 登地 夏生
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