60歳を超えてから書を習い始め、その腕前は師範の免許を取るまでに。
お花やお茶も一緒に嗜まれバイタリティー溢れる故人様の素顔は
誰もが口を揃える、ちょっぴり天然な可愛いおばあちゃんだったそうです。
そんな故人様が筆を走らせ奏でる文字は、やはりふんわり柔らかく
それでいて芯の通った見る人の心を癒して下さるかの様。
少し個展をイメージさせて頂き展示させていただいたお式は
平安会館 安城 城南斎場にてのお手伝いでございました。
晩年パーキンソン病を患い、思うように身体も動かせないもどかしさから
介護下さっていた娘様とは、何度も衝突があったそうです。
それは、もどかしさ以上に大切な娘様に迷惑をかけてしまう自分に忸怩たる
想いからこそのことだったのでしょう。
それでも、6年もの間、娘様の介護によりご自宅で一緒に過ごせたことは
お母様にとり、悔しさ以上に、この上ない感謝の想いでいらしたこと。。。。
最後、お世話になったショートステイのスタッフ様にも常に
「ありがとね、ありがとね。」と感謝を口にされ、
見返りを求めず人につくされて来られたお母様ですから、、、
皆を愛し、そして愛された実りある人生だったことと存じます。
最後にお邪魔させていただき見せていただいたイラストには
お母様の芸術力を、しっかり受け継いでいらっしゃるのだと感じずには
いられない程の腕前で、、とても可愛い猫ちゃんでしたので
是非また、素敵な絵を見せて下さいね。
本当に、お世話になりありがとうございました。
平安会館 安城 城南斎場
榊原 裕子
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