寒冷の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日も当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
先日、お葬儀のお手伝いをさせていただいた際に喪主様がおっしゃった言葉を紹介いたします。
私はいつも故人様が好きだった物や事、大切にしていたモノをお伺いします。
その際に喪主様はこうおっしゃいました。
「オヤジが好きだった物、音楽、食べ物、何も知らなかったなぁ。」
その時にふと私も自分の父が好きな物って何だっただろう、と考えてしまいました。
何も思い当たりません。さて、どうだったかな・・・と。
実は意識していたり、何か大きな出来事が無いと案外覚えていないことはよくあります。
現に私も父が好きな物や大切にしていたものがぱっと出てこないものです。
しかし、存命の内はいくらでも新しく思い出を作ることも、同じ食卓に着くことも出来ます。
いつでも実家に戻れば、親が居て、それは当たり前のように続いてきました。
しかし、当たり前では無いのだと思います。
当たり前すぎて、忘れてしまっている事も多くあります。
まだまだ1月、寒い季節は続きますが、日差しも以前よりは柔らかく、温かく感じるような気がします。
この冬を乗り越えれば春。行楽の季節がやってきます。
今だから出来る「思い出作り」皆様も考えていただけたらな、と思います。
平安会館 文十鳳凰殿
担当 伊藤 勇也
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