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献体について

いつもお世話になっております。平安会館 文十鳳凰殿の河本です。

三月を迎え、時には暖かさを感じる日も増えてきました。
ですが、まだまだ油断のならない時期でもあります。
皆様もご無理のないよう体調を整えてお過ごしください。

 

さて、本日は「献体」をご紹介いたします。

多くの方々にとってはきっと、なかなか聞き馴染みのない言葉なのではないでしょうか。

 

簡単にご説明しますと、解剖学の研究や教育に役立たせるためご自分、またはご家族のご遺体を無報酬で提供することを「献体」と呼んでいます。

かつて解剖の為のご遺体が慢性的に不足していた状況下にありました。それに危機感を覚えた人々が、死後、自分の体を解剖の為に役立てて欲しいと申し出るようになりました。そして徐々に多くの人々にその運動が広まっていったことが始まりでした。

現在では法令化されており、年3000件ほど献体登録されています。

 

生前に「献体」をご希望された方は、お亡くなりになると、お葬儀を執り行った後は、火葬場ではなく「献体」登録をされた大学などへ向かわれます。

医学または歯学の大学で行われる解剖学実習を経て、火葬、ご収骨されるため、ご家族のもとにお骨が帰ってくるのは最低でも1~2年かかります。

その日のうちにお骨が帰ってくる通常のお葬儀と比べると大きく違ってきます。

 

未来を想い、医学の発展や優秀な医師の育成の為とはいえ、故人様が希望されていても残されたご家族にとっては、大切な方のお身体に傷がつくことに抵抗を感じられる方も多いかと思います。

その為、「献体」をするためには、生前中のご本人とご親族の同意が必要不可欠です。

 

「自分の身体を役立てて欲しい」という思いは、誰もが真似できることではないとても崇高なものです。

しかし、それと同時に慎重に考え、周囲の理解と同意も必要となることであることに注意しなければなりません。

自分自身で選択できる最期の形。その一つとして「献体」をご紹介させていただきました。

まだまだご説明しきれていない事も多くありますので、興味を持たれた方は一度調べていただくと、より理解が深まるかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

平安会館 文十鳳凰殿

担当 河本 粛


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