霖雨の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日も当ブログへごアクセス頂き、誠にありがとうございます。
さて、本日は副葬品について少し紹介をさせて頂きます。
副葬品 と一口に言われても何のことか少しわかりづらいですよね。
要はお棺の中に入れる物品全般の事を指します。
例えば、ご家族に手向けて頂いたお花だったり、
生前お気に入りだった衣類だったり、ご家族様からのお手紙も副葬品と呼ばれます。
生前ゆかりのお品物や、食べ物、思い出の物は可能ならば持って行っていただきたいと思う気持ちは
どんなご家族様でもお持ちなのではないでしょうか。
しかしながら、火葬場のルールによっては、お棺に入れて差し上げることの出来ない物もあります。
一部だけ紹介させていただきますね。
例えば、金属を含むもの。よく伺うのがメガネや補聴器でしょうか。
こういったものは必ず燃え残ってしまい、ご遺骨への影響が懸念されるものになります。
また、プラスティックやゴム製品についても、溶けてご遺骨に付着してしまう可能性があるため
なるべくならば入れないようにとご案内をさせて頂きます。
これに限らず、製本されている本も厚さによっては入れることが出来なかったり…
そうした「え、これって駄目なんだ。」というものも中にはあります。
そういった副葬品については、火葬場のご案内を読んでいただくか、会館スタッフまで問い合わせ下さい。
また、お棺に入れることが出来なくとも、祭壇や式場内へ飾り付けさせて頂く事も出来ます。
是非お気軽にご相談くださいませ。
湿度が高く、蒸し暑い日が続きます。
時節柄ご自愛くださいませ。
文十鳳凰殿 平安会館
担当 伊藤 勇也
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