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島民の火葬

今季の日曜劇場では、長崎にある通称軍艦島、正式名称は端島という離島を題材に炭鉱の島として活気に満ちていた時代から閉山までの物語を、島で生まれ育った若者たちの暮らし、青春そして葛藤を織り交ぜ描いた「海に眠るダイヤモンド」が放送されています。

個人的には是非ともご覧いただきたいと思っているですが、それはさておき。

限られた土地しかない島の中でも端島には学校、病院、郵便局、映画館、食堂、そして島民が暮らす鉄筋コンクリートの高層住宅が密集していたそうです。

当時の東京よりも人口密度が高かったと言われています。

しかし、火葬場だけは近くの島である中之島で執り行っていたそうです。

端島にも火葬施設を建てるだけのスペースはあったようですが、住宅が密集しているため排煙の匂いを考慮して中之島に施設を造ったとされています。

炭鉱夫として出稼ぎにきた住民や、郷里から離れて移り住んできた人々は故郷のお墓で埋葬されるか、身寄りのないお骨は無縁仏として島内で埋葬されていたようです。

 

 

端島は閉山とともに無人島となってしまいましたが、日本全国各地では離島で生活を営む人々もいらっしゃいます。

島によっては、火葬場がなく本土まで行って火葬をしたり、数十年前までは土葬をしていたりとその地域ならではの葬儀と供養がされていたそうです。

島の医療問題というのはよくドラマ等で取り上げられますが、重い病気に罹れば本土や島外に出て大きな病院に入院し最期を迎えることもあります。

そして、病院近くの火葬場で火葬されてから、拾った遺骨をヘリコプターや連絡船で持ち帰ることも多いだとか。

よくお葬式というものは地域差があるからというお話をご家族様にお伝えしたり、私自身もお葬儀のお手伝いを通して実感したりするのですが、本土と島という地域差もまたお葬儀に大きく影響をしていることを知っていただけたらと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

寒さも厳しくなってまいります。

どうぞご自愛ください。

 

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河本


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