夜風が次第に冷たくなって一層お別れの寂しさが募る中・・・
愛知県西尾市にございます【文十鳳凰殿 西尾中央斎場】にて、一人娘様が喪主として大切なお父様を見送られました。
まだ先日、お母様を送られて間もないことでした。
仲の良いご夫妻だったから、奥様の所へ足早に向かわれてしまったかのようだと娘様は涙ながらに、お話しくださいました。
入院されてから、コロナの影響であまり会いにいけなかった悔しさ。
お見舞いに行くと、『はよ帰れ。』とお父様は娘様に言われたそうです。
けれど、それも名古屋から運転して来てくれる可愛い娘様の身を案じてのこと・・・
決して口数は多くなく、想いを伝えられるお父様ではなかったそうです。
しかし、娘様を案じる父の気持ち、自身が弱っていく姿を見せたくない父の気持ち、弱っていく自分を見て娘に気を遣わせまいという父の気持ち・・・
父としての多くの娘様への愛情が、そこにはあったはずです。
『はよ帰れ。』
その一言から伝わる、多くの想いが伝わったお手伝いでございました。
一人娘様が一生懸命に大切なお父様のため、喪主として務められ送られたことは、最後の親孝行となって、お父様も感謝を届けてくださっているはず。
そしてこれからも、ご夫婦仲良く彼の地より温かく見守ってくださることと存じます。
これから一層冷え込んでまいります。
どうかご自愛くださいませ。
文十鳳凰殿 西尾中央斎場
担当 榊原 裕子
平安会館・文十鳳凰殿 公式Instagram・Facebook・Twitterでも葬儀の様子や豆知識などをご紹介しております。
ぜひご覧ください!
◇平安会館
◇文十鳳凰殿