暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日お手伝いをさせていただいたお葬儀のご紹介をさせていただきます。
故人さまは80代の女性。その甥御さま、姪御さまが中心となってお葬儀が進みました。
お通夜が行われる日の午前中。納棺師によるご納棺が行われた際、
すでに枕元にお供えされていたお菓子の数々。
「今からお棺に入るのだったら一緒に入れておいてあげたい」
そうおっしゃった姪御さまのご希望で、故人さまのご納棺と同時にお菓子をお柩の中に入れていただきました。
お話をお伺いすると、故人さまが施設に入所されていた際、
よく姪御さまがお菓子を差し入れに訪れていたとのことでした。
ただ最近はコロナウィルスの影響で差し入れに制限があり、なかなかお渡しすることができなかったそうです。
「なんでも食べる人だったけれど、お菓子と梅干しをよく欲しがって食べていた」
そんなお言葉から、お葬儀の日にはまだご用意のなかった梅干しをこちらからご用意させていただきました。
お葬儀式が終わり、火葬場へ向かうご出棺前、お花と一緒に手向けていただきました。
かの地ではお好きなものをお好きなだけ召し上がっていただけますように。
ご家族の皆さまにおかれましては、2日間大変お世話になりました。
ご自愛くださいませ。
文十鳳凰殿 平安会館
担当 岩崎 あずみ
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◇平安会館
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