当ブログへ足を運んでいただき、誠にありがとうございます。
本日は、お棺に納めるものとしてお問い合わせが多い、「写真」について少しお話いたします。
仏教では、生きている人が写っている写真を火葬するのはタブーとされています。
これは、生きている人を一緒に火葬することを意味し縁起が悪いと考えられているため。
そういったことから、お棺に納めることは避けた方がいいとされています。
しかし、お棺に写真が入っていても火葬に関しては問題ありません。
たくさんのお写真をお入れいただくことはできかねますが、納めていただくことは可能です。
その際、お写真に写っている方々に確認をとることを忘れてはいけません。
自分が写っている写真を一緒に火葬されることに対して不快感を覚える方もいらっしゃるので、必ずご確認ください。
蛇足ですが・・・
「写真を撮ると写った人の魂が抜かれる」
そういった迷信を聞いたことがある方も少なくないでしょう。
実際、魂を抜かれることはありません。昔はシャッターが切られるまで2分程かかっていたため、その間身動きができなかったそう。
呼吸を止めたりしていたこともあり、写真を撮り終える頃には疲れ切ってしまうため、魂が抜かれると言われたのだとか。
迷信でよかったです。
平安会館・文十鳳凰殿
平出 育美
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