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大気圏を越えて

本日9月12日は「宇宙の日」。

1992年に毛利衛宇宙飛行士が宇宙へ旅立った日を記念したものです。

その二年前の1990年にはソ連宇宙基地からジャーナリスト秋山豊寛氏が宇宙へ飛び立っていますが、毛利氏はスペースシャトル計画自体に参加した日本人としては初めての人物とされています。

およそ2000億個の恒星が集まる巨大な天体が広がる銀河系、その中で太陽を中心に回り続ける地球という小さな惑星のもと、人類は未知なる世界への探求心を原動力に偉大な先人たちにより研磨されてきた知識と研究、成果と苦節を積み重ねてきました。

そしてこれらの歴史を受け継ぐ人々の情熱により今日の宇宙研究は支えられています。

 

1992年の毛利氏に続き、十数人の日本人宇宙飛行士達が宇宙へと旅立ちました。

そして2021年以降より、民間人による宇宙飛行の数が増加傾向にあります。

アポロ11号の船長ニール・アームストロング氏が月面着陸の際「これは人間にとって小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」と発言してから56年経った今、宇宙を取り巻く昨今の状況から更なる人類の進歩に驚かされます。

 

 

実は、近年葬儀業界でも海洋散骨といった遺骨を自然環境に還す「自然葬」の一部として「宇宙葬」と呼ばれるものがあります。

粉末状にされたご遺灰などを収めたカプセルをロケットで宇宙に打ち上げ、宇宙空間に散骨する供養方法です。国際航空連盟により地球からおよそ高度100㎞の距離を境界線(カーマン・ライン)とし、地球の大気圏と宇宙空間を区別しています。

この「カーマン・ライン」を越えた宇宙空間まで遺灰は散骨されます。

1997年に初めて宇宙葬が実地され、アメリカのTVや映画プロヂューサーで「スタートレック」の生みの親のジーン・ロッデンベリー氏を含めた24名の遺灰が宇宙へ打ち上げられました。

冥王星の発見者であるクライド・トンボー氏は冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」に搭載され、冥王星の軌道に乗って宇宙を航行したそうです。

 

 

著名人だけでなく一般人でも「宇宙葬」を執り行うことができます。

カプセルをロケットで宇宙空間に打ち上げる以外でも、人工衛星に搭載して衛星軌道に乗って地球を回り続けるプランやNASAの協力のもと月面まで運ぶプランもあるなど選択肢があることも魅力の一つです。

また打ち上げの様子を見たり、執り行われるセレモニーに参加できたりするところもあります。

ですが、宇宙葬は供養方法が単純な打ち上げなのか人工衛星や月面まで運ぶかで費用が数十万から数百万と幅広くなっていることに注意が必要です。

しかし、宇宙へ憧れを持っている方にとっては、「宇宙へ行きたい」という夢を叶えるものでもありますし、大空から見守ってくれるという希望をご遺族に持たせてくれる供養方法になっていると思います。

 

平安会館・文十鳳凰殿

河本


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