朝夕と少しずつ涼しく感じる季節になり皆様におかれましてはお体に気を
つけてお過ごしくださいませ・・・
先日お手伝いさせていただいたお宅で人の絆を改めて感じさせていただきました・・・
故人様は満で100歳・・・喪主様はお孫様がされました・・・100歳を迎え市から
お祝いの賞状をいただき・・・故人様の枕元にはその賞状を飾っていたのが目につきまし
た・・・大好きだったおばあちゃんをお孫様の喪主様は、ばあちゃんは町内中の人に
手作りのお惣菜を食べてもらうのが何よりの楽しみでそれをつまみに近所の人、はたまた
町内中の人がお茶を飲みに来てはお惣菜をつまんで、日常の出来事や悩みをばあちゃん
に聞いてもらっていたんです・・・小学校や中学校から帰ると縁側のその光景が有り
今でもすぐに思い出せるんです・・・懐かしいなあ・・ねえ、ばあちゃん、とお顔を
見ながら大好きなばあちゃんに語りかけていました・・・
葬儀式には町内の方が本当に色々な思いを胸に偲んでみえました・・・
町内中のおっかさんの役割をいってに引き受け寄り合いやお祭りでは得意の
お惣菜を皆に振る舞い皆様から愛されていたことが誰にでもわかります・・・
お孫様は、ばあちゃんから、一人じゃ何も出来んで毎日関わってくれる人達に感謝しか
ねえぞ・・・が口癖だったとおっしゃてみえました・・・
誰でも思う事ではありますが男も女も年を取ったら可愛らしくありたいものです・・・
そんなばあちゃんを送らせていただき、改めてそんな事を思いました・・・
人は一人じゃ生きられない毎日関わる人に常に感謝・・・大切にしたいものです・・・
ご家族様におかれましては本当にお疲れ様でした・・・
お疲れが出ぬようお体ご自愛下さい・・・
平安会館 文十鳳凰殿 ちごの口 サライ 家族葬の結家 福島 隆嘉