寒さがひとしお身にしみる頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
11月初旬に私の義祖父が亡くなり、みんなで意見を出し合いながら想いをカタチにし家族葬で執り行い、先日忌明け法要も終え、お墓に納骨となりました。
ただお墓は遠方にあり、見守っていくのが困難と判断し、お墓を新しく建てるのではなく、場所を変える「改葬」を選びました。いつもとても仲良く、夫婦一緒におしゃべりをしている印象でしたので、なるべく一緒にいれるように家族満場一致で決めました。
改葬には従来のお墓がある市区町村役所とそのお墓の管理者、そして移す先のお墓の管理者へ書類を提出する必要があります。「手続きは難しくなかったよ」と義父は言っておりました。
お墓を撤去、処分して、墓所を更地に戻す「墓じまい」をし、「魂抜き」とも呼ばれる法要をしていただき無事に新しいお墓に改葬しました。
おばあちゃんがとても喜んでおり、家族一同ホッと温かい笑みが溢れました。お花とお供え物をし、みんなで手を合わせ、「また会いに来るね」と伝えました。葬儀日、お別れは悲しいものでしたが、このように愛され続けるおじいちゃんが少し羨ましく感じる日でもあり、おじいちゃんが笑っているようにも感じる日でもありました。
この気持ちを忘れず、これからも供養を続けていこうと思いました。
「また会いに来るね。」
平安会館 文十鳳凰殿
担当 小林 孝教
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