先日、愛知県西尾市の葬儀会館 文十鳳凰殿 西尾中央斎場 にてお手伝いさせていただいたのは、85歳のお父様のお葬儀でした。
故人様の奥様はご健在で、故人様のお子様も長男、長女、次女と3名いらっしゃいました。
その4名様で相談しながら、時には笑いながら、お式を進めておられました。
お式自体は家族葬で行われましたが、式前のお時間に一般の方に焼香していただくお時間を通夜と葬儀、両日とらせていただきました。
通夜は60名ほど式前の焼香に来られ、葬儀は40名ほどが来られました。
故人様がどれほど人望があったかがうかがい知れるようでございます。
ご家族のみのお式は、温かくてこれもまたいいなと思いました。
葬儀の日、お寺様のお勤め後…
祭壇を中心に照明が集まり、ナレーションが入ります。
司会者がご家族様にうかがった故人様のお姿を一つ一つ言葉に表すと、親族様の目には涙が…。
在りし日のお姿を想い、伝えきれない想いを抱え、最後の別れのお時間へと移ります。
お花でのお別れでは、切り花とお柩の上のお花束を入れていただき、お好きだった甘い物、チェックしていらしたという新聞もお柩の中に入れていただきました。
涙を流しながらお花でのお別れ。
たとえ、往生したと言われるお歳だとしても、大切な方とのお別れはいつでも寂しいものです。
最後は、皆様にお柩の蓋をお閉じいただきました。
多くの想いをお花に託して、立派な背を見送ります。
残されたご家族様には、故人様との数えきれない想い出が残されているかと思います。
その想い出の中に、故人様が大切にしていたことがたくさんあります。
大切にしていたことが、残されたご家族への、素晴らしい形見になるのではないでしょうか。
その形見を心にしまい、少しづつ前を向いて歩んで行って欲しいと願っております。
文十鳳凰殿 西尾中央斎場 でお世話になりました皆様、ご自愛ください。
文十鳳凰殿 西尾中央斎場
担当 登地 夏生
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