いつもお世話になっております。平安会館 文十鳳凰殿の河本です。
2023年を迎え半月が経ちましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は新しい年を迎えたという実感のないまま、つい日付を書き間違えてしまい、「ああ、違う違う」と書き直す今日この頃です。
今日、1月15日は旧暦でいう小正月に当たります。
ついさっきお正月を迎えたばかりですが、所謂1月1日の元旦は旧暦では大正月と呼ばれます。
旧暦ではこの小正月の日は新年最初の満月だったそうです。
この日は、家の中に餅花や、木を削った削り花などを飾っていました。
今の日本の暦は西暦がメインとなっているため、旧暦のような月の欠け満ちで判断することが減り、月と日常を結びつける意識は薄れていますが、旧暦が使われたころは、年が明けて初めての満月の日をより特別に考えていたのだなと思わされます。
今年初めての満月は1月7日でした。
皆様は今年初めての満月ご覧になりましたか?
ちょうど、七草の日でしたので、ご家庭で七草粥を作られた方が多いかもしれません。
私は残念ながら見逃してしまいました。夜空を見上げる習慣や余裕がなくなっているのかもしれません。
因みに今年初めての新月は1月22日です。
その日に空を見上げてもお月様は姿を消してしまっているのですが、旧暦に馴染みのない私にとって、何気ない一日と思い込んでいても何か意味を持つ日だったこともあるのだなと感慨深い気持ちです。
お葬儀のお仕事をさせていただいていますので、何気ない毎日をもっと大事に暮らしていきたいなと思うことが多いです。
そうは言っても、常にそういった意識を持ち続けるのは難しいのですが、ふと振り返ったり、立ち止まったりする時間が自分自身や皆様にもあるといいなと思っています。
お葬儀のこととは関係のない話になってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。
どうぞご自愛ください。
平安会館 文十鳳凰殿
河本 粛
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