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職業病ってやつ

いつも大変お世話になっております。

昼間の気温は高いですが、朝夕は空気がひんやりとし秋を感じられる頃となりました。

生徒の皆さんはそろそろ運動会の季節でもあります。運動会に行きその足で、お通夜に参加してくれたお孫さんもいらっしゃいました。

 

私にとって秋の始まりを感じるのは、実家の庭の彼岸花と金木犀が花を咲かせるのを見たときです。すでに地元を離れておりますが、彼岸花の鮮やかな赤に目を奪われ、金木犀の甘い香りが鼻先をくすぐるような感覚が私の好きな秋です。

 

半田市矢勝川堤では毎年秋に約300万本もの彼岸花が花を咲かせます。道を挟んで隣には国語の教科書でおなじみ「ごんぎつね」の作者である新美南吉記念館もあることから、今年も「ごんの秋まつり」と称し、イベントが執り行われています。

 

先日は機会を頂き、新美南吉記念館と矢勝川堤へ足を運びました。

少し時期が早かったようで、私が訪れた際には彼岸花はまだらに咲いている状態でしたが、彼岸花は赤だけでなく白や黄色のものもあるのだと知ることが出来ました。

 

新美南吉記念館は元より文学の勉強を大学時代にしていたこともあり、とても楽しく見学ができました。小学生の頃の記憶をたどりながら作品への理解を深め、また早世な作家の人生にも目を向け、南吉が辿ってきた軌跡に思いを馳せたひと時でした。

 

上記にも書かせていただきましたが、新實南吉は29歳という若さでこの世を去っています。記念館には実際の葉書きサイズの訃報通知が展示されていました。葬儀屋という仕事につかなければ、そんな細かい展示品に目もくれなかったと今では思いますが、昔ながらの漢字とカタカナ交じりの文章をじっくり読んでしまい、「ああ新美南吉の葬儀は香典辞退しているなあ。この時代にも香典辞退はあったのか」という小さな発見をしていました。

…こういうのを職業病というのでしょうね。

 

このブログが掲載される頃には「ごんの秋まつり」は終了しているかと思いますが、またこのブログを覚えていただけたら是非来年足を運んでいただくのもいいかと存じます。

お葬儀とはあまり関係のない話題、失礼いたしました。

少しでも楽しんで読んでいただけたら幸いです。

 

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河本


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