8月13日のできれば午前中に お墓のお掃除をしてお参り。ご先祖様をお迎えする「迎え盆」です。
ご先祖様が無事に帰ってこられるようにと、13日の夕方に玄関先で「迎え火」を焚いてお迎えします。
14日、15日とお仏壇にお供え物をし、16日に「送り火」を焚いてお見送りをします。
「お盆におじいちゃん、おばあちゃんがこのお家に帰ってくるから、ちゃんと帰ってこられるように、「ここだよ」って火を焚いて教えてあげるんだよ。」
私も幼い頃、夏休みに父の実家へ行った時にそう聞いて、お仏壇に手を合わせた記憶があります。
お仏壇の横にしつらえられた灯籠がクルクル回っていて 天井からも釣り下げられた灯籠もあり、その時期のお仏間はとても綺麗でした。
お盆は元々、月の満ち欠けを基準とする旧暦の7月15日頃に行われていたそうです。
明治時代に新暦(太陽暦)が導入された際、7月15日は農作業が忙しい時期と重なるため、多くの地域で旧暦の7月15日に近い8月15日を「お盆」とするようになったそうです。
※地域によっては新暦の7月13日~15日を「お盆」とするところもあります。
8月16日の後に満中陰(忌明け法要)となる場合、来年が「初盆」となります。
7月の終わりに亡くなられた場合、満中陰(忌明け法要)は9月になりますので、来年が初盆という事ですね。
今年も猛暑。毎日毎日うだるような暑さです。
日中は用事の無い限り、本当に外に出たくないですね。体調には充分お気をつけてくださいね。
平安会館・文十鳳凰殿
藤原 恵美
平安会館・文十鳳凰殿 公式Instagram・Facebook・Twitterでも葬儀の様子や豆知識などをご紹介しております。
ぜひご覧ください!
◇平安会館
◇文十鳳凰殿