いい父親だったと尊敬しています
父は仕事での苦労や自分の弱みを決して見せない男でした。それでいて、娘のお願いごとは何でもかなえてあげる甘いお父さんでしたし、孫が生まれてからは目尻が下がりっぱなしのおじいちゃんでした。
私とは好きなものが似ていたので、一緒にいろんなことを楽しんできました。
バイク仲間とのツーリングに連れて行ってもらうこともあり、そこでは仲間に愛されていい笑顔を見せる父の姿を見てきました。
波瀾万丈な人生でしたが、やるべきことをしっかり成し遂げ、駆け抜けた姿を今も思い出し「お父さんすごいね」と心の中で伝えています。
丁寧な説明で「安心」をもらいました
文十鳳凰殿 平安会館さんには5年前、会員だった祖母の葬儀の際にお世話になりました。
その時は父が喪主で、私にとっては葬儀じたいがほとんど初めてのことでした。それから父が会員を受け継ぎ、今回またお願いする運びとなりました。
もちろん私は、喪主を務めるのが初めてで不安なことばかりでした。特に、費用に関しては、相場も分からず、低すぎても失礼になるし高すぎると負担になるし…と悩んでいました。
すると、担当の磯貝さんが過去の例を挙げながら、親身になってさまざまなことを教えてくださいました。丁寧な説明があったおかげで、安心して決めることができました。
温かく父らしさ溢れた葬儀に大満足です
「葬式じゃなくて最後のツーリングに来たんだ」と、父の仲間たちが駆けつけてくださいました。霊柩車の後ろにいつもと同じ順にバイクが連なり、出発。それが父との最後のツーリングでした。
大好きな矢沢永吉の品々に囲まれ、天気にも恵まれ、最後にして最高のツーリングだったと父も満足してくれたと思います。
派手好きな父なので、ぜひ盛大に送り出したい。私にはそんな思いがあったので、実現できて本当によかったです。
葬儀に参列してくださった方々からも、温かい言葉をたくさん頂戴しました。
「会葬礼状の文章は、人柄がよく表れていた」「肉親じゃないけど泣けた」など、父らしさがみなさんに伝わっていたのだと嬉しく思っております。
今改めて感謝を…
実は昨日、亡くなってから初めて父が夢に出てきました。いつものようにソファーに座っていたのです。父も同じように、葬儀のことを振り返っていたのではないかと思いました。
ここまで育ててくれてありがとう。尊敬できるお父さんだったよ。孫の顔を見せられたし、俺、親孝行できたよね。
今、前向きな気持ちでいられるのも、文十鳳凰殿 平安会館さんでいい葬儀ができたおかげです。心から感謝しております。